㈱豊田自動織機は6月21日、2021年4月1日、欧州の産業車両事業において使用する全電力の、再生可能エネルギー(以下、再エネ)への切り替えを完了したと発表した。
同事業の欧州統括会社であるトヨタ マテリアル ハンドリング ヨーロッパ(以下、TMHE)のもと、5つの生産工場を含む、21カ国33事業所が使用する約5千万kWhの電力を再エネに切り替えた。
各拠点のエネルギー事情に応じて、水力発電や風力発電由来の再エネへの契約切り替え、太陽光パネルによる自家発電、再エネ証書の購入、の3つの方法から、最適なものを導入しており、欧州全拠点での再エネ電力100%導入は、産業車両業界では初(同社調べ)となる。
豊田自動織機グループは、環境への取り組みの基本姿勢である「グローバル環境宣言」に従い、地球と調和した豊かな暮らしを実現する社会への貢献を目指し、グローバルでの脱炭素社会の構築に向け、グループ一丸となって環境活動に取り組んでいく。
画像・上:太陽光パネルを設置したスウェーデン工場
画像・下:太陽光パネルを設置したイタリア工場