Committee for European Construction Equipment(CECE:欧州建設機械委員会):2021年6月21日
EUと米国は、6月15日に集まり、相互報復関税の5年間の停止に向けた合意を発表しました。2019年10月と2020年11月に110億ユーロの総貿易額に課せられた義務は、Airbus(エアバス)とBoeing(ボーイング)への違法な補助金をめぐる長年の論争に端を発しています。
この合意は、これらの関税によって不当に打撃を受けていたCECEとヨーロッパの建設機械業界によって安心と満足をもって報われました。実際、米国は製品リストに建設機械のいくつかのカテゴリーを含めており、EUは往復して、米国から輸入された特定の機械に関税を課していました。
CECE事務局長のRiccardo Viaggi(リカルド・ヴィアギ)はこの発表についてコメントし、次のように述べています。
「確かに、過去2年間、私たちはEUと米国の業界パートナーと関わってきたので、それが報われたことを嬉しく思います。これらの報復関税は、大西洋の両側に深刻な経済的危害を引き起こし、緊張を高め、経済的機会を減少させていました。この5年間の停止は、貿易を後押しし、経済回復を加速し、大西洋を越えた関係を回復させ、より強力な貿易パートナーシップに向けてさらに前進させることができます。」
米国市場は、ヨーロッパの建設機械メーカーにとって非常に重要です。米国と欧州連合の両方が技術開発の中心地であるため、大西洋横断貿易は持続的な製造競争力への強力な道を作るのに役立っています。
■CECEについて
欧州建設機械委員会であるCECEは、ヨーロッパ各国の建設機械業界団体を通じて1,200の製造業者の利益を代表し、年間400億ユーロ(約5兆2,000億円)を売上げ、生産のかなりの部分を輸出し、全体で約30万人を雇用しています。彼らは継続的に投資と革新を行い、最高の生産性と最低の環境影響を備えた機器を提供しています。効率、安全性、高精度テクノロジーが鍵となります。 www.cece.euも参照してください。
ニュースリリース→ 21 June 2021 – CECE Press Release – EU-US Tariffs – CECE welcomes long-term suspension
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。