Konecranes（コネクレーンズ）：2021年6月16日
・新しい第6世代の高性能モデルポートフォリオは、COVID-19のパンデミックが緩和されるにつれて、増大する世界的なバルクおよび一般的な荷役市場の需要を対象としています。
・電力用に設計された新しいクレーンは、バッテリー電源で稼働できるため、燃料とメンテナンスのコストを削減し、Konecranesの顧客が低炭素目標を達成できるように支援します。
・新しいインタラクティブなMHC製品アドバイザーにより、顧客は要件に合わせて適切なクレーンを構成でき、対面会議に対するCOVID-19制限の影響を緩和できます。
・新製品の販売を開始しました。
第6世代は、Konecranes Gottwaldのモバイルハーバークレーンポートフォリオの15年ぶりの包括的な刷新であり、世界のバルクおよび一般貨物取扱市場の成長が加速するにつれて実現します。Drewry Maritime Advisors（ドリューリー海事アドバイザー）の調査によると、RoRo船と車両輸送を除く、世界のバルクおよび一般貨物取扱市場は、2021年には前年比6.8％増の74億トンになると予測されています。Drewryは、今後数年間は成長が続き、2025年までに85億トンに達すると予想しており、年複利成長率は3.5％です。
1956年に世界初の移動式港湾クレーンを発売し、Ecolifting™のパイオニアであるKonecranesは、新しいクレーンの開発中に世界中の顧客と緊密に協力してきました。その結果、岸壁または、はしけのいずれかの場所で、本質的にあらゆるタイプの船舶およびあらゆる種類の貨物（コンテナ、一般貨物、プロジェクト貨物、バルク）に環境効率よくサービスを提供できる一連の製品が生まれました。現在、販売を行っております。
Konecranesの社長兼CEOのRob Smith（ロブ・スミス）は次のように述べています。
「Konecranesは高性能モバイルハーバークレーンのパイオニアでありリーダーです。本日の発売は、世界のばら積み貨物および荷役市場の成長が加速し、顧客がより持続可能なソリューションを求めている時代の血統を強調しています。これらのクレーンは、技術と耐久性の点で最高のKonecranesを表しており、したがって、持続可能性への取り組みを強力にサポートしています。お客様の二酸化炭素排出量は当社と同じくらい重要であり、低炭素で環境効率の高いソリューションを通じて、また港、工場、および当社の製品やサービスが使用されるすべての場所で製品ライフサイクルを延長することにより、二酸化炭素排出量を削減することを目指しています。」
■移動の自由－排出量の削減
顧客と社会全体のための脱炭素化された循環世界へのKonecranesの取り組みを反映して、第6世代は電力用に設計されています。電力は陸上のグリッドから供給できます。つまり、運転中に直接二酸化炭素を排出することはありません。オペレーターは、グリッドから独立したクレーン操作を可能にすることで、排出量を削減し、柔軟性を高める新しいバッテリーソリューションを選択することもできます。発展途上市場でよく見られる電源のない埠頭の場合、クレーンには燃料節約型ディーゼル発電機とKonecranesの最新のハイブリッドドライブが付属しています。
Drewry Maritime AdvisorsのディレクターであるDinesh Sharma（ディネーシュ・シャルマ）は次のように述べています。
「世界中の荷役作業員は、大小を問わず、短期的に事業の二酸化炭素排出量を削減することにますます焦点を合わせています。貿易の拡大と古い機械の交換の必要性は、生産性の向上、コストの削減、CO2排出量をサポートするためのより効率的な荷役機械に対する世界中の港からの需要の増加を意味する可能性があります。」
排出量の削減に加えて、クレーンの設計は、より耐久性のある設計を通じて真円度を向上させます。その堅牢な構造により、前世代と比較してコンテナ操作でのクレーンの耐用年数が2倍になり、より強力な吊り上げ能力曲線と高速作業により、効率が向上し、より速い貨物ターンアラウンドタイム。 長持ちする設計は、新しいクレーンを構築するために必要なリソースを節約するだけでなく、顧客がフリートを更新することを選択した場合の再販価値をサポートします。
■顧客が設計した、真に接続されたフリート
新製品は、Konecranesのテクノロジーリーダーシップも反映しています。新しいクレーンには、安全で人間工学的かつ効率的なクレーン操作のためのスマートクレーン機能が装備され、制御システムとセンサーから状態、使用状況、および操作データを収集して、メンテナンス計画と可能なコンポーネントの予測に役立つTRUCONNECTリモートモニタリングが装備されます。または機械の故障。顧客は、機械のメンテナンスのニーズとパフォーマンスを包括的に把握するために、yourKONECRANESカスタマーポータルにもアクセスできます。
これらの機能は、データの機会の拡大に対するKonecranesの投資を反映しています。 同社は、製品、サービス、運用をデジタル化するための継続的な取り組みの一環として、フランスのLyon（リヨン）にデータサイエンス研究所を持ち、世界中の何万もの接続されたデバイスや機器からリアルタイムの洞察を活用しています。 リアルタイムで需要と供給のバランスを取り、COVID-19パンデミックをナビゲートします。
Konecranesは本日、オンラインのセルフサービス製品アドバイザーも立ち上げました。これにより、顧客は独自のクレーンを構成できるようになり、対面式の会議で購入プロセスが容易になります。――業界が何十年にもわたってビジネスを行ってきた主な方法――は、パンデミックのために困難な場合があります。
これらの電気、スマート、パワフル（ESP）モバイルハーバークレーンと将来の新しい遺伝子コードの詳細については、ここをクリックして技術的な詳細を含むリリースを、ここをクリックしてその他の画像とビデオをご覧ください。
■Konecranesについて
Konecranesは、Lifting Businesses™の世界をリードするグループであり、製造業やプロセス産業、造船所、港湾、ターミナルなど、幅広い顧客にサービスを提供しています。 Konecranesは、生産性を向上させるリフティングソリューションと、あらゆるメーカーのリフティング機械のサービスを提供します。
2020年のグループ売上高は合計32億ユーロ（約4,160億円、130円換算）でした。MHE-Demagを含め、グループには50か国に約16,600人の従業員がいます。Konecranesの株式は、Nasdaq Helsinki（シンボル：KCR）に上場されています。
＊リリース内容から「ですます調」で表記しています。