帝国繊維(本社:東京都中央区)は6月 10 日、同日開催の取締役会において、鹿沼工場(栃木県鹿沼ス)ホース生産新ライン建屋の建設について決議したと発表した。
帝国繊維は、昨年度より第五次中期経営計画「帝国繊維(テイセン)2022」をスタートさせ、大量送排水システムによる新たな市場開拓、防災特殊車輌ビジネスの確立をテーマに掲げ、取り組んでいる。一方で、鹿沼工場にかかわる消防ホースの生産体制の刷新は、営業戦略を支える重要なテーマであり、安定稼働・生産性の向上に加え、懸案だった老朽化した建屋の建替え、設備の更新は、事業継続上必須となっている。
需要の増加が見込まれる大量送排水用のホースを生産する新たなラインを設置し、この建屋建設を起点として、鹿沼工場建屋内での一部生産機能の整備・移転、老朽化している建屋の取り壊し等、鹿沼工場の再構築を進める必要があった。
<ホース生産新ライン建屋の内容>
延床面積:約 6,400 m²
構造:鉄骨造/地上2階
投資予定額:約 20 億円(ホース生産新ライン建屋、生産設備)
資金計画:自己資金
用途:ホース工場 3.ホース製造新ライン
建物着工日:2021 年 10 月上旬(予定)
竣工年月:着工後 1 年以内を目処