kikai-news.net

帝国繊維、新工場「下野工場」を建設、約20億円投じて防災特殊車輌の関連施設を追加

 帝国繊維(本社:東京都中央区)は6月 10 日、同日開催の取締役会において、新工場建設第2期工事「下野工場」について決議したと発表した。約24億円を投じて防災特殊車輌の関連施設を追加する。

 帝国繊維は、昨年度より第五次中期経営計画「帝国繊維(テイセン)2022」をスタートさせ、大量送排水システムによる新たな市場開拓、防災特殊車輌ビジネスの確立をテーマに掲げ、取り組んでいる。これらテーマの遂行に不可欠な防災車輌生産体制の刷新、更に将来に向けて次世代型防災車輌などの開発・製造拠点とするため、2020年8月12日付で公表の通り、防災車輌工場の移転・新設(第1期工事)を決定、既に着工しており、2021 年 7月に竣工する予定。

 今回の第2期工場は、防災特殊車輌の開発・製造拠点としては、さらに大量送排水システムや空港化学消防車のための 試験場設備、研修・検収用施設及び倉庫・車庫等を設置する必要があり、これら設備の新設を第2期工事として決定し、その内容を決定したもの。また、新工場の名称については、「下野工場」とする。

<新工場建設第2期工事の内容>

所在地:栃木県河内郡上三川町大字鞘堂字海道東 2-1 他

延床面積:約 7,000 m²

構造:鉄骨造/地上2階

投資予定額:約 20 億円(試験場設備、研修・検収施設、倉庫、車庫等)

資金計画:自己資金

用途:防災特殊車輌工場

建物着工日:2021 年9月上旬(予定)

竣工年月:着工後 1 年以内を目処

 ニュースリリース

 

モバイルバージョンを終了