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太陽誘電、約50億円投じて八幡原工場(群馬県高崎市)に新材料棟を建設

・積層セラミックコンデンサの需要増に対応、チタン酸バリウムを製造

 太陽誘電は6月16日、八幡原工場(群馬県高崎市)に積層セラミックコンデンサの原材料であるチタン酸バリウムを製造する新材料棟(画像は完成予定図)を建設すると発表した。

 積層セラミックコンデンサは、電装化・電子制御化が進展する自動車、サーバーや基地局通信装置に代表される通信インフラ、5Gスマートフォンなどの技術進化を受けて、今後も需要が拡大し続けていくと見込まれている。そこで同社は、中期的な成長戦略に基づき、将来のさらなる需要増に対応できる生産体制構築の一環として、八幡原工場に新材料棟を建設する。同社では、今後も、エレクトロニクス機器の進化を支える電子部品を開発するとともに、顧客へのタイムリーな供給を目指していく。

<八幡原工場 新材料棟の概要>

延床面積 : 約21,500m2

建築面積 : 約8,000m2

着工 : 2021年9月

完成 : 2022年12月

投資予定額 : 約50億円(建屋のみ)

<八幡原工場の概要>

住所 : 群馬県高崎市八幡原町43-1

設立 : 1986年10月

生産品目 : 回路モジュール

敷地面積 : 約82,500m2

従業員数 : 211名(2021年3月31日現在)

<太陽誘電株式会社の概要>

商号 : 太陽誘電株式会社

本社 : 東京都中央区京橋2丁目7番19号 京橋イーストビル

代表 : 代表取締役社長 登坂 正一

設立 : 1950年3月23日

資本金 : 335億円(2021年3月31日現在)

売上高 : 3,009億円(2021年3月期/連結)

事業内容 : 各種電子部品の開発・製造・販売 他

生産品目 : セラミックコンデンサ、インダクタ、モバイル通信用デバイス(FBAR/SAW)、蓄電デバイス 他

従業員数 : 22,852名(2021年3月31日現在/連結)

 ニュースリリース

 

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