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鍛圧機械、2021年5月の受注は前年比2.3倍の230.9億円、国内外で回復傾向

 日本鍛圧機械工業会が6月8日に発表した2021年5月の鍛圧機械受注総合計は、受注総合計は230.9億円と、昨年5月が低かったこともあり、前年同月比で2.3倍となり、プレス系、板金系ともに国内外において回復基調にはいった模様。全世界的にもコロナ禍による経済の不透明感は続づくもの、中国・東アジア、そして北米での回復傾向けが顕著となってきている。

 機種別によると、プレス系機械は92.7億円、前年同月比3.3倍増。小型プレスが約2倍増、中型プレス約7倍増、大型プレスも約3倍増であった。油圧プレスは約3倍増、フォーミングも約7倍増となった。板金系機械も69.8億円と前年同月比2.6倍増となり。パンチング、レーザ・プラズマともに約3倍増で、プレスブレーキも約2倍増となっている。

 国内は77.8億円、前年同月比2.2倍増。自動車、金属、一般、鉄鋼・非鉄金属は軒並み約2~3倍増となったが、電気のみ54.5%減だった。

 輸出は84.7億円、前年同月比4.3倍増。中国向けが約5倍増、韓国・台湾向け約3倍増、北米向けが67.3%増と全般的に伸長傾向けにある。

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