コマツは6月8日、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「デジタルトラン スフォーメーション銘柄(DX 銘柄)」に選定されたと発表した。
経済産業省は、2015 年より、企業の戦略的 IT 利活用の促進に向けた取り組みの一環として、東京証券取引所と共同で、中長期的な企業価値の向上や競争力の強化のために、経営革新、収益水準・生産性の向上をもたらす積極的な IT利活用に取り組んでいる企業を「攻めの IT 経営銘柄」として選定しており、昨年からは、デジタル技術を前提として、ビジネスモデル等を抜本的に変革し、新たな成長・競争力強化につなげていく DX に取り組む企業を「DX銘柄」として業種区分ごとに選定している。
企業の選 定にあたっては、デジタルガバナンス・コードの柱立てに沿った評価項目による一次評価と、企業価値貢献およびDX実現能力の観点による二次評価にて審査されている。
企業価値の向上につながるDXを推進するための仕組みを社内に構築し、優れたデジタル活用の実績が表れている企業として、今年は「DX銘柄2021」に28社が選定され、銘柄選定企業の中から 2社が「DXグランプリ」に選定されている。コマツは昨年に続き2回目の銘柄選定(昨年は「DX グランプリ2020」選定)となり、「攻めのIT経営銘柄」を含めると5 回目の選定となる。
今後もコマツは「品質と信頼性」を追求し、企業価値の最大化を図るとともに、成長戦略による収益向上とESG課題解決の好循環で持続的成長を図り、次の100 年に向けて、ものづくりと技術の革新で新たな価値を創り、人、社会、地球が共に栄える未来を切り拓くことを目指していく。