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コマツと早稲田大学、産学連携の推進に関する包括協定を締結

 コマツは5月31日、学校法人早稲田大学(早大)と、5月14日(金)に「産学連携の推進に関する協定」を締結したと発表した。

 協定は、コマツと早大がこれまで推進してきた共同研究・人材育成等の産学連携の取り組みを更に強化させるための組織的連携に関する包括協定。同協定を踏まえ、新たな価値の創造に資する共同研究開発等を加速させるとともに、既にコマツの創業の地である石川県で始められている有為な産業技術人材の育成に係る取り組みを深化させていく。

 コマツと早大の連携・協力関係は、コマツの創立者である竹内明太郎*1(リリース参照)が、1908年の早大理工科(現在の理工学術院)創設にあたって、自身が養成してきた多くの人材の提供や多額の寄付などにより支援・協力したことに始まる。2020年9月には石川県、コマツ、早大の三者にて、IoT/AI高度技術人材育成に関する包括連携協定*2(同)を締結し、石川・北陸地区における産業技術人材の育成と産業活性化に資する活動を共同で推進している。

 今回の協定締結は、これまで築き上げてきた連携・協力関係を更に強化させるとともに、現在早大が掲げる「早稲田オープン・イノベーション・バレー構想*3(同)」を推進していくことを目的としている。また、コマツは、今年5月13日に創立100周年を迎えた。今後も次の100年に向けて、ものづくりと技術の革新で新たな価値を創り、人、社会、地球が共に栄える未来を切り拓くことを目指していく。なお、同協定の締結とコマツ創立100周年を記念し、このほど早大121号館リサーチイノベーションセンター*4内のカンファレンスルームの名称を「コマツ100周年記念ホール」とすることとにした。

 詳細は、ニュースリリース

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