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住友重機械、112MW級バイオマス専焼発電用ボイラを受注

 住友重機械工業は4月19日、日揮より、112MW級バイオマス専焼発電所(建設予定地:宮城県仙台市)向けボイラ設備を受注したと発表した。

 受注した設備は、住友商事グループが設立した、仙台港バイオマスパワー合同会社が計画するバイオマス専焼発電所の中核となるもので、木質ペレットを主燃料とし、再熱方式(※1)を採用した高効率なバイオマス専焼ボイラ設備。

 今回の発電設備は、住友重機械工業グループが国内外で500缶以上(※2)の実績を持つ「循環流動層(CFB)ボイラ」を採用している。住友重機械工業の循環流動層(CFB)ボイラは、高効率バイオマス発電の分野では高いシェアを得ており、この実績が評価され今回の採用に至った。

 住友重機械工業は地球温暖化対策に有効なバイオマス燃料や資源を有効利用する低品位燃料を活用した信頼性のある高効率発電設備を提供することで、電力の安定供給と低炭素社会の実現に貢献していく。

 <設備の概要>

ボイラ形式:循環流動層(CFB)ボイラ (再熱式)

最大蒸発量:370t/h

燃料種別:木質ペレット等

運転開始予定:2025年(予定)

(※1)再熱式:蒸気タービンにて膨張した蒸気を再度ボイラヘ送り、再加熱後に再び蒸気タービンへと送り込むことで高効率発電を可能とする技術。

(※2)住友重機械工業グループ:住友重機械工業株式会社および子会社Sumitomo SHI FW(SFW)。本実績は当社グループのCFB技術供与先(ライセンシー)を含む。

 ニュースリリース

 

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