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コネクレーンズ、ジョージア港湾局からコンテナクレーン28台受注

・船の交通量が増加に対応

 Konecranes(コネクレーンズ):2021年4月14日

 The Georgia Ports Authority(GPA:ジョージア港湾局)は、米国のSavannah(サバンナ)港向けに、環境効率の高いKonecranesラバータイヤガントリー(RTG)クレーン20台とKonecranes Ship-to-Shore(STS)クレーン8台を注文しました。STSクレーンのうち6台は、Konecranesがこれまでに製造した中で最大のものになります。RTG注文は2021年第1四半期に予約され、STS注文は2020年第4四半期に予約されました。

 GPAは、HMMアルヘシラス級やマースクのトリプルEクラスなど、24,000 TEU以上の容量を持つ世界最大のコンテナ船にサービスを提供する準備をしているときに注文しました。つまり、20フィートまたは40フィートのサイズの24,000コンテナを運ぶことができます。STSクレーンは2つのバッチで納品されます。1つ目は2023年6月、2つ目は2023年10月です。ディーゼル電気RTGクレーンは、2021年から2022年に5つのクレーンの4つのバッチで納品されます。

 GPAの事務局長であるGriff Lynch(グリフ・リンチ)は次のように述べています。

 「GPAは常に世界貿易の次の進化に備えています。 注文された新しい高性能で長持ちするSTSクレーンは、Big Ship / Big Berthプログラムの一部です。新しいクレーンのうち6隻は非常に大きく、2021年後半までに行われるサバンナの海運チャネルの最後の部分の浚渫のおかげで到着する新しいパナマックスコンテナ船にサービスを提供できるようになります。」

 Konecranes Port SolutionsのエグゼクティブバイスプレジデントであるMika Mahlberg(ミカ・マールバーグ)は、次のように述べています。

 「Konecranesは1990年代初頭からGPAと協力してきました。私たちは常に効率を改善し、業界のトレンドを先取りするために彼らと緊密に協力してきました。本日の発表は、その関係の最新のステップを示しています。新しいSTSクレーンのうち6台は、Konecranesがこれまでに製造した中で最大のものとなり、新しいRTGは、GPAが成長とパフォーマンスの目標を達成するのに役立ちます。」

 新しいKonecranes STSクレーンがサービスを開始すると、Konecranesは1990年以来、45台のSTSクレーンをサバンナ港のGPAに納入します。GPAは、Konecranes RTGクレーンの大規模なフリートも運用しています。最新の20のRTGが納入され、稼働しているとき、GPAは201のKonecranes RTGのフリートを運用します。

 顧客への強い関心とビジネスの成長と継続的な改善への取り組みにより、Konecranesはリフティング業界のリーダーとなっています。これは、デジタル化とテクノロジーへの投資に加えて、経済を脱炭素化し、循環性と安全性を向上させるソリューションを使用してマテリアルフローをより効率的にするための取り組みによって支えられています。

■Konecranesについて

 Konecranesは、Lifting Businesses™の世界をリードするグループであり、製造業やプロセス産業、造船所、港湾、ターミナルなど、幅広い顧客にサービスを提供しています。 Konecranesは、生産性を向上させるリフティングソリューションと、あらゆるメーカーのリフティング機器のサービスを提供します。2020年のグループ売上高は合計32億ユーロ(約4,160億円、130円換算)でした。グループには50カ国に約16,900人の従業員がいます。Konecranesの株式は、Nasdaq Helsinki(シンボル:KCR)に上場されています。

 ニュースリリース

 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。

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