日精エー・エス・ビー機械(本社:⻑野県⼩諸市、以下ASB機械)は、2018年2月1日に、R&D Tool & Engineering Co.(本社:米国ミズーリ州、以下R&D社)を相⼿取り、ASB機械の特許権侵害等を理由とする侵害訴訟を米国ジョージア州北部地区連邦地⽅裁判所に提起したが、2021年4月1日付けで、R&D社との間で和解が成⽴し、訴訟が終了したと発表した。なお、この訴訟は、2019年1月18日に、米国ミズーリ州東部地区連邦地⽅裁判所に移送された。
今回の訴訟においてASB機械は、1ステップストレッチブロー成形機であるASB-150DPW⽤(画像)の⾦型を、R&D社が製造販売する⾏為が、ASB機械が保有する米国特許を侵害する等の主張をしていた。
今回の和解により、ASB機械は、R&D社による150DPW ⽤⾦型のこれまでの販売⾏為に対し、⾦銭の⽀払いを受ける。さらにASB機械は、R&D 社に対し150DPW ⽤⾦型の販売を許諾する限定的なライセンスを有償で供与する。
また、訴訟後も、特許権は、いずれも有効かつ権利⾏使可能な特許権として存続する。なお、和解条件の詳細は、守秘義務の対象となっている。
ASB機械は、今後も保有する特許権その他の知的財産権を保護するために、いかなる企業に対しても、全世界において適切な措置を講じ続けるとしている。
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