・ごみ”由来のエタノールを原料としたエチレン試験製造設備建設
東洋エンジニアリング(TOYO)は4月13日、住友化学が千葉工場で計画する、”ごみ”由来のエタノールを原料とするエチレン試験製造設備の建設プロジェクトを受注したと発表した。
住友化学は、積水化学工業と、”ごみ”を原料としてポリオレフィンを製造する技術の社会実装に向けて協力関係を構築している。2022年度から、積水化学工業による”ごみ”由来のエタノールを使用し、ポリオレフィン原料である高純度のエチレンの試験的生産を開始する予定。
TOYOは、設備の基本設計を住友化学と協働で実施し、現在、詳細設計/機器資材調達/建設工事業務を一括請負で実施中であり、短期間での実証運転開始を目指す。
TOYOは、環境課題解決に取り組むお客様のプロジェクトについて早期から関わっていくことで、持続可能な社会の実現に貢献していく。
<受注概要>
客先:住友化学株式会社
受注者:東洋エンジニアリング株式会社
建設地:住友化学株式会社 千葉工場敷地内
対象設備:エタノールを原料とするエチレン試験製造設備
役務内容:設計、機器資材調達、建設工事の一括請負
完成予定:2022年