・世界的な半導体需要拡大に対応
今回の能力増強は、既に2020年1月より営業運転を開始している、台灣東喜璐機能膜股份有限公司(高雄市:以下、台湾東セロ)におけるもので、台湾での生産能力は2倍以上となり、国内の名古屋工場と合わせ、「イクロステープ(TM)」の大幅な供給能力の拡充を図るとともに、BCP体制の強化にも繋がる。
昨今、半導体市場はコロナ禍によるテレワークの拡大など生活様式の変更に伴い、PCやデータセンター向けの需要が増大している。また5Gの本格化に伴い基地局や携帯端末の伸長等で需要拡大が見込まれ、今後も引き続き高い成長が見込まれる。増設することで、「イクロステープ(TM)」は、世界的な半導体需要の高まりに対応していくと共に、更なる事業領域の拡大を目指す。
三井化学東セロは高品質な製品を供給する製造・販売・技術サービスを拡充し、更なるフィルム・シート事業の強化・拡大を積極的に進めていく。
<能力増強の概要>
会社名:台灣東喜璐機能膜股份有限公司
所在地:台湾・高雄市路竹区 南部サイエンスパーク高雄パーク
生産能力:増設後:760万m2/年
着工:2021年8月(予定)
営業運転開始:2023年10月(予定)
詳細は、ニュースリリース