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国際協力銀行(JBIC)、光生アルミニューム(愛知県)が米国で実施する自動車部品事業に融資

・中堅・中小企業の海外事業展開を支援

 国際協力銀行(JBIC)は3月22日、光生アルミニューム工業(本社:愛知県、松田冬樹社長)の米国法人Kosei St. Marys Corporation(以下「KSM」)との間で、融資金額11百万米ドル(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結したと発表した。融資はみずほ銀行との協調融資により実施するものであり、協調融資総額は21百万米ドル。

 この案件は、KSMが米国のオハイオ州において行う自動車部品等の製造・販売事業に必要な資金を融資するものであり、製造設備の拡張に充てられる。

 光生アルミは、二輪・四輪車向けのアルミ製部品の製造・販売事業を手掛ける中小企業。二輪・四輪車に対する需要の拡大が見込まれる米国において、同社は、KSMを通じて、現地の日系自動車関連企業にアルミ製部品の製造・販売を行っている。融資は、こうした光生アルミの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するもの。

 JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成等を通じ、中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していく。

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