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JFEエンジニアリング、廃棄物処理プラント基幹改良工事の連続受注

・プラント2施設を長寿命化および省エネ化

 JFEエンジニアリング(本社:東京都千代田区)は3月22日、廃棄物処理プラントの基幹改良工事を今年度2件受注したと発表した。環境管理センター(神奈川県大和市)および安佐北工場(広島県広島市)における基幹改良工事で、受注金額は2件合計で約85億円。

 一般廃棄物処理施設は、全国で約1,100施設が稼動しているが※1、このうち約7割は稼動から15年以上経過している。近年では施設の耐用年数は40~50年と長くなっており、稼働後20年前後で施設主要機器の更新・改造などの、大規模な基幹改良工事を行うのが一般的。具体的にはタービンの更新による発電効率の向上や、送風機のインバータ導入による効率化等を行い、省エネ化による二酸化炭素排出量削減に加え、施設の長寿命化によるライフサイクルコスト※2の低減に貢献する。

 公共資産の有効活用が社会的ニーズとして高まる中、近年では単なる施設の改修の他に、先進技術の導入、防災拠点としての廃棄物処理施設の位置づけも重要になっている。

 これからも同社は廃棄物処理プラントのリーディングカンパニーとして、プラントの新設のみならず、施設の現況・ニーズに則した基幹改良工事等により、自治体の財政負担軽減や地球環境の保全に貢献していく。

※1 環境省「一般廃棄物の排出及び処理状況等について」 平成29年度調査結果より抜粋 

※2 施設建設費、運営管理費(運転費、点検補修費)、解体費を含めた廃棄物処理施設の生涯費用 

<受注概要>

1.環境管理センター

発注者:大和市

工事名称:大和市環境管理センター(焼却処理施設)基幹的設備改良工事

建設場所:大和市草柳3丁目12番地1

主なCO2削減方策:主要設備の改修及びタービン、送風機効率化

CO2排出量の削減率:5%以上

処理能力:450t/d

完成期日:2024年2月

既存施設竣工年月:1994年3月

2.安佐北工場

発注者:広島市

工事名称:安佐北工場燃焼設備等改修工事

建設場所:広島市安佐北区可部町大字中島1460-1

主な工事内容:主要設備の改修及び能力変更(2炉→1炉)

処理能力(改造後):100t/d

完成期日:2023年3月

既存施設竣工年月:1990年3月

 ニュースリリース

 

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