新型コロナウイルス感染拡大防止のため、竣工式は、施工関係者のみの参列に留め、地元の笠間稲荷神社による安全祈願の神事と、事務管理棟の内覧会を行った。
最後に、田淵道文執行役副社長より、「2020年度は『日立建設機械本格生産70周年』という大きな節目にあたります。この年に事務管理棟が無事に完成し、本日の竣工式を迎えられたのも、ひとえに日頃からご支援、ご協力いただいております関係各社の皆さま、工事に携わってくださった皆さまのご尽力の賜物と、心から感謝申し上げます。事務管理棟は、土浦工場の顔となる重要な場所に位置し、約700人規模の従業員が集うオフィスとなります。新設にあたりこれまで「快適性」「多様性」「コミュニケーション」をキーワードとし検討を重ねてまいりました。気持ちも新たに、スタッフ一同、より一層努力し、すべてのステークホルダーの方々の期待に応えられるよう、業務に励んでまいる所存でございます」と挨拶があった。
日立建機グループは、今後も従業員の働きやすい環境の実現と、国内主要拠点の再編を通じ、さらなる強靭な事業体質へと転換していく。