オカモト（本社：東京都文京区）は3月17日、自動車内装表皮材事業における世界的な市場競争力強化のため、2021年12月に中国湖北省へ新工場を設立すると発表した。
自動車業界における市場は欧米からアジアに拡大してきており、中国国内には自動車メーカー及び部品メーカーの多くが生産拠点を開設している。内装材を含めた各部材の現地調達の動きが進められている状況に加え、中国を含めた各自動車メーカーによる「世界戦略車」としての規格統一の動きに対し、中国国内のみならずグローバルでの市場競争力をさらに強化するため、日本（静岡県）及び米国（オハイオ州）の生産拠点に加えて、中国国内に生産拠点を開設する。
＜新工場の 概要＞
会社名：武漢岡本汽車内飾新材料有限公司
英文名：OKAMOTO MANUFACTURING WUHAN CO., LTD.
所在地：湖北省武漢市蔡甸区
敷地面積：約16,500㎡
建設計画：着工2021年5月、竣工2021年12月（予定）
生産品目：自動車内装表皮材
登録資本金：600万米ドル（約650百万円）