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不二越、小型ロボットシリーズのラインナップを拡充

 ㈱不二越は3月18日、自動化ニーズがますます高まる電機・電子、一般産業機械分野をターゲットとして、スカラロボット「EC06」とコンパクトロボット「MZ12H」を市場投入すると発表した。「EC06」は、「MZシリーズ」と共通のシリーズの制御装置を使用し、ロボットの組合せが容易で、同社ユーザーの利便性を向上する。

 世界的な少子高齢化、労働人口の減少や人件費の高騰を背景として、ものづくりの現場では、人手不足 の解消や生産性向上などを目的として、ロボットによる自動化ニーズが拡大している。とくに、電機・電子や一般産業機械分野では、小型ロボットの導入が本格化している。

 不二越は、2013 年の世界高速・軽量コンパクトロボット「MZ07」の発売を皮切りに、小型ロボット市場へ本格参入。以降、「MZシリーズ」のラインナップ拡充に加え、ウィングスライサー型ロボット「EZシリーズ」や、協働ロボット「CZ10」を開発し、全世界で小型ロボット市場の深耕にとり組んできた。今後も小型ロボットをはじめ、シリーズ・ラインナップを拡充し、また、ロボットを組み込んだ多様なシステム・アプリケーションを構築して、お客様のあらゆるFA化ニーズに応えていく。

 オープン価格で、販売目標は、スカラロボット「EC06」は2,000台/年(2021年度) コンパクトロボット「MZ12H」は3,000台/年(2021年度)。

 詳細は、ニュースリリース

 

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