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日立建機カミーノ、グループ初の土工用振動ローラを開発

・日本国内においてレンタルを開始、製品ラインアップを拡充

 日立建機は3月16日、連結子会社である㈱日立建機カミーノ(本社:山形県東根市)が、「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律(オフロード法)」2014年基準に適合した土工用振動ローラZC120S-6を開発したと発表した。土工用振動ローラの開発は、日立建機グループでは初めて。同製品は、日本国内において2021年4月よりレンタルを開始し、2022年度から販売を予定している。

 日立建機グループはこれまで、道路工事や舗装工事において、地面の締固めや敷きならしを行うための道路機械を販売してきた。道路は、大きく分けて路床、路盤、基層、表層の4つの層から成り立つが、1つの層を施工するごとに、異なる道路機械での作業が必要である。

 日立建機グループのこれまでの製品ラインアップは、路盤から表層までの工程を対象としたものだったが、今回開発した土工用振動ローラは、道路や舗装の土台となる路床の締固めのほか、ダムや空港、港湾、宅地造成などの大規模なインフラ整備や、防災・減災に向けた国土強靭化の取り組みにおける活用が期待される。

 同製品は、今後、さらにニーズが高まっていく自律化やICT施工にも対応していく予定。

 詳細は、ニュースリリース

 

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