ラフテレーンクレーン(Rough Terrain Crane)とは、一つの運転席で、走行とクレーンの操作が行える自走式クレーン。不整地や比較的軟弱な地盤でも走行できるほか、狭隘地での機動性にも優れ、コンパクトさと小回り性を活かし、最も活躍しているクレーンの一つ。
今後期待されている地上風力発電の建設では、より高い吊り上げ能力のラフテレーンクレーンが求められているが、この風車の組み立ては、僻地(へきち)の現場が多いことから、搬送性の良いクレーンや、風車間の移動をフル重量で行えるコンパクト性も重要となる。
開発したラフテレーンクレーンは、これら市場のニーズに応え、コンパクトな2軸キャリヤとしては、クラス最大級の吊上げ能力と作業領域を有し、さらに優れた搬送性や作業の安全と快適性を高めた。
※ショートトンは、北米市場で一般的に使用される重量単位。日本では1ショートトン=0.907トンで換算。
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