・各地域に拠点新設、デジタル化推進で顧客サービスの品質向上
DMG森精機は3月11日、全国の営業サービス拠点であるテクニカルセンタ31拠点の 事務業務について、4月1日より、伊賀事業所および名古屋、東京に集約し、顧客サービス品質と業務効率のさらなる向上を目指す。また、プライベートレッスンが可能なショールームを、全国8ヶ所に順次新設する。
事務担当者は昨年から続くCOVID-19の影響により、事務処理のリモート化やオンライン会議への切替えが進み、オフィス勤務の機会が減少していた。そのため全国のテクニカルセンタの事務業務を集約する。営業担当者100 名・サービス担当者270名はこれまでと変わらず、各地域で顧客へのサービスサポートを行っていく。事務担当者40 名は、伊賀事業所および名古屋、東京のいずれかに転勤・再配置を行い、さらに迅速・丁寧な顧客サポートを提供する。
また、2019 年から全国 50社の顧客の工場に 5軸加工機DMU 50を設置し、各地域で プライベートレッスンを開催してきた。これまでに 1,300 回開催し、4,000人以上の顧客が受講し好評。今後、同社商品に触れる場と機会を拡充するため、伊賀と東京に加えて、仙台・高崎・さいたま・富山・浜松・大阪・岡山・博多の 8 都市に拠点を新設する。新設拠点は、同社製品を複数台展示するショールームを有し、毎週プライベートレッスン等を行うことで顧客の人材育成に貢献する。
さらに、昨年から開始した少人数制の見学会、テクノロジーフライデーに加え、顧客へのデジタルサービスも強化する。デジタル立ち会い、デジタルツインテストカット、デジタルアカデミー、オンラインセミナー、my DMG MORI による遠隔サポート他、充実の商品群で、リアルとデジタルの両面から顧客の課題解決に取り組む。
DMG 森精機は今後も迅速かつ丁寧に顧客にサービスサポートを提供することを通して、顧客の生産性向上に貢献していく。