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日精エー・エス・ビー機械、新型PETボトル成形機がアイリスオーヤマの飲料ボトル成形機に採用

 PET ボトルなどを生産するストレッチブロー成形機の大手総合メーカー、日精エー・エ ス・ビー機械(本社:⻑野県小諸市、以下ASB) は3月1日、ASB の新型成形機「PF36 シリーズ」が、アイリスオーヤマ(本社:宮城県仙台市)の販売する飲料水のボトル成形機に採用されたと発表した。

 採用されたのは、ASB の新型成形機「PF36 シリーズ」。飲料用 PET ボトルの大量生産に 適している。一般的に、PET ボトルの生産は二つの方式に大別される。1台の機械でボトル生産を完結する「1ステップ方式(*1)」と、2台以上の機械を必要とする「2ステップ方式(*2)」。前者は容器品質に優れ、後者は生産性に優れるなどそれぞれ特徴があるが、ASB は 技術革新を続け、1 ステップ方式と 2 ステップ方式の双方の良さを併せ持つ、画期的な「1.5 ステップ機(*3)」を開発し、改良を重ねてきた。

 2018 年には1.5ステップ機の大量生産モデルとなる「PF36」を商品化し、1台あたりのボトル生産量を従来機より大幅に向上させた。これにより、高い容器品質と優れた生産性に加え、同等クラスの2ステップ 方式に比べフロアースペースを 1/4〜1/3 程度とする省スペース性を実現した。

 現在のコロナ禍における生活様式の変化を受け、安全で衛生的なプラスチック容器の需要が高まっている。ASBは、ストレッチブロー成形機業界のリーディングカンパニーと して、安全と環境に配慮した容器の成形を通じて、これからも社会に貢献していく。

 詳細は、ニュースリリース

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