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日本精工とフォルクスワーゲン、高出力シングルピニオン電動パワーステアリングを共同開発

・2023年よりNSKの中国工場で量産開始

 日本精工(以下、NSK)は3月1日、フォルクスワーゲン社(本社:ドイツ ニーダーザクセン州ヴォルフスブルク、以下VW)とのステアリング事業における協業契約の成果として、VWの電気自動車用次世代プラットフォームMEB向けに、高出力シングルピニオン電動パワーステアリング(以下、EPS)を共同開発し受注したと発表した。2023年よりNSKの中国工場で量産を開始し、VWの電気自動車の生産工場にグローバルに供給する。

 両社は、2019年6月に、ステアリング事業における協業に合意。そして最初のステップとして、製品開発における協業契約を締結していた。

 Thorsten JabloNSKi, Head of the Gearbox & Electric Drive Business Unit at Volkswagen Group Componentsのコメント:

 今回の共同開発の成果は、VWのステアリング事業にとっても大きな前進です。NSKとの協業により、中国でのEPSの生産が可能となり、今後もNSKと一緒に我々の技術をグローバルに展開していきます。

 日本精工株式会社 執行役専務 自動車事業本部 ステアリング&アクチュエータ本部長 麓 正忠 コメント:

 今回の高出力シングルピニオンEPSの共同開発と受注は、VWとの協業の最初の成果となります。VWとの良好な協業関係には感謝しており、将来に向けて更なる開発を共同で進めていきます。

 ニュースリリース

 

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