近年、解体対象となる建造物は、従来に比べ高層化、基礎の大型化、コンクリートや鉄骨の高強度化などが進み、解体作業にはこれらに対応できる能力の高い大型建物解体機の導入が求められている。一方、大型建物解体機を解体現場に搬入するには、分解して搬送し組み立てる必要があるため、分解・組み立て性や搬送性の更なる向上も欠かせない。
コベルコ建機は、建設リサイクル機械のパイオニアとして、高層建造物の解体作業を地上から直接かつ効率よく行える機械の開発を幅広く進めてきた。中でも、超大型建物解体専用機の分野では、過去より業界トップクラスの性能を誇る機械を世に送り出しており、現在 は「SK1000DLC(100トン級)」、「SK2200D(200トン級)」、そして、「SK 3500D(350 トン級)」をラインアップしている。今回、そのラインアップに「SK 1300DLC 130トン級)」を加えることで、更なる商品の拡充を図る。
また、アッパーフレ ームのサブフレー ム構造化、アタッチメント主要接続部の脱着方法の改善や新型トランスリフタの設定などにより、分解・組み立て性や搬送性を向上させる など、現場間の機動力を高めるさまざまな機能を備えている。
コベルコ建機はこれからも、「ユーザー現場主義」に基づき、用途別専用機の分野におい ても、顧客の要望に応え、各種製品ラインアップを強化していく。
画像・下は、セパレートアタッチメント仕様。
<販売概要>
機種名:SK 1300DLC
本体型式:SK1300DLC 10
運転質量:138t
販売価格(税抜):3.4億円
販売開始時期:2021年4月1日
販売目標台数:年7台
※いずれも4つ折れ超ロング仕様40 mタイプの場合
詳細は、ニュースリリース