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住友重機械、日揮から75MW級バイオマス専焼発電用ボイラを受注

 住友重機械工業は2月16日、日揮より、75MW級バイオマス専焼発電所(建設予定地:愛知県田原市)向けボイラ設備を受注したと発表した。

 同設備は、丸紅JAG国際エナジー大阪ガスが共同で設立した、愛知田原バイオマス発電合同会社(代表社員:丸紅クリーンパワー)が計画するバイオマス専焼発電所の中核となるもので、木質ペレットを主燃料とし、再熱方式(※1)を採用した高効率なバイオマス専焼ボイラ設備

 今回の発電設備は、住友重機械グループが国内外で500缶以上(※2)の実績を持つ「循環流動層(CFB)ボイラ」を採用している。同社の循環流動層(CFB)ボイラは、高効率バイオマス発電の分野では高いシェアを得ており、この実績が評価され今回の採用に至った。

 住友重機械は地球温暖化対策に有効なバイオマス燃料や資源を有効利用する低品位燃料を活用した信頼性のある高効率発電設備を提供することで、電力の安定供給と低炭素社会の実現に貢献していく。

<設備の概要>

ボイラ形式:循環流動層(CFB)ボイラ (再熱式)

最大蒸発量:260t/h

燃料種別:木質ペレット

運転開始予定:2024年(予定)

(※1)再熱式:蒸気タービンにて膨張した蒸気を再度ボイラヘ送り、再加熱後に再び蒸気タービンへと送り込むことで高効率発電を可能とする技術。

(※2)住友重機械工業グループ:住友重機械工業および子会社Sumitomo SHI FW(SFW)。実績は同社グループのCFB技術供与先(ライセンシー)を含む。

 ニュースリリース

 

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