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国際協力銀行(JBIC)、三栄金属製作所(大阪府)がベトナムで実施する金属プレス製品事業に融資

・成長投資ファシリティにより、中堅・中小企業の海外事業展開を地域金融機関と連携して支援

 国際協力銀行(JBICは1月27日、㈱三栄金属製作所(本社:大阪府、文 敬祚社長)のベトナム社法人SAN-EI VN CO., LTD.(以下、SEVN)との間で、融資金額350千米ドル(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結したと発表した。融資は「成長投資ファシリティ 」を活用し、関西みらい銀行との協調融資により実施するものであり、協調融資総額は500千米ドル相当。

 この案件は、SEVNがベトナムのロンアン省において実施する金属プレス製品の製造・販売事業に必要な資金を融資するもので、2015年3月の融資 に続くもの。

 三栄金属は、住宅・ホテル等のキッチンや洗面所、風呂場にて用いられる排水栓やフランジ等水廻り部品の製造・販売を手掛ける中小企業。ベトナム及び周辺諸国の中間所得層の拡大を背景に、住宅関連設備のニーズ拡大が見込まれる中、同社は2013年に設立したSEVNを通じて、ベトナムでの事業拡大を図っている。融資は、こうした三栄金属の海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するもの。

 JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じて、ベトナム等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していく。

 ニュースリリース

 

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