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米ディアとナショナルグリッド、協力して初の電動バックホーをテスト

 Deere&Company (ディア社):2021年1月6日

・John Deere(ジョンディア)は、電気、天然ガス、クリーンエネルギーの供給会社であるNational Grid(ナショナルグリッド)と協力して、電気バックホーのコンセプトを共同でテストしています。

・John Deereが開発したバックホーは、National Gridの現場で使用され、電動車の設計をさらに強化および改善するためのコンセプトを証明します。

 イリノイ州モリーン(2021年1月6日)・・・建設機械の大手メーカーであるJohn Deereと、北東部全体で2,000万人以上にサービスを提供する電気、天然ガス、クリーンエネルギーの供給会社であるNational Gridは、電動バックホーのコンセプトを共同テストします。John Deereが開発した、バッテリー駆動の電動車設計(E-Powerと呼ばれる)は、ディーゼル駆動の100 HP310Lバックホーの操作のしやすさとパフォーマンスレベルを目標としています。この設計は、1日の運用コストを大幅に削減し、現場の騒音を低減し、機械の信頼性を高め、テールパイプの排出をゼロにすることを目的としています。

 John Deereの生産システム、テクノロジー、マーケティングのグローバルディレクターであるJason Daly(ジェイソン・デイリー)は次のように述べています。

 「クリーンエネルギーソリューションの推進のリーダーであるNational Gridと協力して、John Deereの電気バックホーの設計を実際の条件でテストできることをうれしく思います。John Deereは、お客様のために革新的で堅牢にテストされた信頼性の高い機器の開発に取り組んでおり、スマートテクノロジーソリューションをマシンに組み込むことで測定可能な価値を引き出しています。このプロジェクトは、その後の電化試験と設計の改良につながることを目的とした、バックホーの革新の旅におけるもう1つの足がかりです。」

 テスト期間により、National Gridは現場での電気機器の使用を拡大し、クリーンで弾力性のあるエネルギーソリューションの使用で業界をリードするというコミットメントを再確認します。

 米国のNational Grid社長、Badar Khan(バダール・カーン)は次のように述べています。

 「National Gridは、米国で2つしかないエネルギー会社の1つであり、電気バックホーを自社のフリートに追加しています。私たちはJohn Deereと協力して、業界に革命をもたらす可能性のある自社車両の電動化において重要な一歩を踏み出すことに興奮しています。ネットゼロへの道のりでは、輸送の脱炭素化が依然として課題であり、より電化された大型車両と設備を導入することで、大きな進歩が見込めることを願っています。」

 John Deereは、電動バックホーのフェーズI開発の初期段階にあります。John Deereバックホーのラインナップの詳細については、www.JohnDeere.comにアクセスしてください。

■John Deereについて

 Deere&Companyは、農業と建設に革命をもたらしている顧客に高度な製品、技術、サービスを提供する世界的リーダーです。世界の人々に会うために土地を耕作、収穫、変形、豊かにし、構築する人々です。食糧、燃料、避難所、インフラの必要性が高まっています。

■ National Gridについて

 National Grid(NYSE:NGG)は、ニューヨーク、マサチューセッツ、ロードアイランドのネットワークを通じて2,000万人以上にサービスを提供する電力、天然ガス、クリーンエネルギーの供給会社です。National Gridは、温室効果ガス排出量を削減するという目標を達成するために、よりスマートかつクリーンで弾力性のあるエネルギーソリューションで電力と天然ガスのネットワークを変革しています。

 ニュースリリース

 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。

 

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