斗山ボブキャット(Doosan Bobcat):2021年1月8日
・斗山ボブキャットが、米国のレーダーセンサー開発者「Ainstein(アインシュタイン)」の株式を取得
・同社は先制投資を通じて自律型小型建設機械市場をリードすることを目指しています
1月8日、斗山ボブキャットは、無人ソリューションの主要コンポーネントである「レーダーセンサー」を開発するために、米国カンザス州ローレンスに拠点を置くベンチャー企業であるAinsteinと株式投資契約を締結したと発表しました。
Ainsteinは、ドローンなどのエアモビリティや自動車の自律自動運転に必要なレーダーセンサーを開発および製造しています。同社は、センサーのパフォーマンスを継続的に改善するために必要なハードウェアとソフトウェアの両方の開発機能を備えているため、主要なライバルに対して競争力を確立しています。
斗山ボブキャットとAinsteinは、2018年からすでに戦略的協力関係を維持しており、2020年4月に建設機械の自動化に必要なレーダーセンサー技術の共同開発を促進する契約を締結しました。斗山ボブキャットは、入札でAinsteinに株式投資を行うことを決定しました。両社間のより安定した長期パートナーシップに基づく無人車両技術の開発を加速します。
無人技術は、自動車だけでなく、商品化が迫っている小型建設機械でも急速に成長しています。斗山ボブキャットの戦略は、先制投資で早期に無人ソリューション市場を占有することです。
斗山ボブキャットの幹部は次のように述べています。
「この株式投資により、無人技術の開発を加速するだけでなく、レーダーセンサーの使用料を確保することで売上を伸ばすことも目指しています。私たちは、主要なレーダーセンサー技術を製品ラインにできるだけ早く組み込むことにより、小型建設機械の自動化において主導的な役割を果たし続けます。」
斗山ボブキャットは、モバイルオペレーティングシステム(iOS)に基づくAppleのリモートコントロールテクノロジーであるMax Controlの商用バージョンなどの革新的なテクノロジーを目指して、世界の小型建設機械市場のリーダーとしての地位を確立しました。これは斗山の注目すべき成果です。ボブキャットは2019年に世界の建設業界で初めて達成しました。
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。