中国工程机械（建設機械）工業協会が1月8日に発表した2020年12月の油圧ショベル販売台数は、前年同月比56.4％増の31,530台（2019年12月：235,693台）となった。うち国内は前年同月比58.5％増の27,319台（同：17,238台）、輸出は22カ月連続で2,000台を上回り、同44.4％増の4,211台（同：2,917台）だった。ちなみに、日立建機調べでは前年同月比23％増、コマツのKOMTRAXデータによると、12月の稼働率は128.7（前年同月：124.7）で前年同月比3.3％増加した。
2020年1～12月累計は前年同期比39.0％増の327,605台（前年同期：235,693台）。うち国内は同40.1%増の292,864台（同：209,077台）、輸出は同30.5％増の34,741台（同：26,616台）だった。
中国の油圧ショベル2020年12月データ（PDF）
■クラス別も全クラスが増加
12月のクラス別によると、大型機（30トン以上）は前年同月比50.2％増の3,517台（前年同月：2,342台）、中型機（13～30トン）は同120.5％増の7,451台（同：3,379台）、小型機（13トン以下）は同42.0％増の16,351台（同：11,517台）だった。
1～12月累計によると、大型機（30トン以上）は前年同期比28.4％増の38,455台（前年同期：29,955台）、中型機（13～30トン）は同49.8％増の77,260台（同：51,560台）、小型機（13トン以下）は同38.9％増の177,149台（同：127,562台）だった。
＊関連記事は、「中国の油圧ショベル」で検索。
