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●年頭所感 株式会社クボタ 代表取締役社長 北尾裕一

 年頭所感(要約)

・豊かな社会と自然の循環にコミットする“命を支えるプラットフォーマー”になろう

 昨年は年明け早々から新型コロナウイルスが世界中に広まり、誰もがこれまでに経験したことがない環境下に置かれ、事業環境のみならず、個々の生活様式も一変しました。そのような中、クボタグループの存在意義とは何か、私たちに求められていることや強みを再認識したことと思います。クボタグループは「食料・水・環境」に関わる社会インフラを支えるエッセンシャルビジネスを過去から連綿と行っていること、このような状況においても粛々と事業を行う使命があるということです。新型コロナを機に社会が新しく、大きく変化していっています。変化の方向性を読み、潜在的な変化を発掘し、私たちがさらに一歩先を示す勢いで対応スピードをあげていきましょう。

 今年からスタートする長期ビジョン「GMB2030」でめざす、クボタのあるべき姿として、「豊かな社会と自然の循環にコミットする“命を支えるプラットフォーマー”」を掲げます。 

 それは、次の3つの新たなソリューションに取り組み、実現していくことです。

 1.食料の生産性・安全性を高めるソリューション

 2.水資源・廃棄物の循環を促進するソリューション

 3.都市環境・生活環境を向上させるソリューション

 特に、これから積極的に意識して欲しいのがESG(Environment・環境、Social・社会、Governance・ガバナンス)の観点です。日々の事業活動のなかで、さまざまな選択、判断に迫られますが、その判断基準にESGの観点を最優先してください。持続可能な企業として社会に受け入れられるには短期的な業績だけでなく長期的な視点で、地球環境を考え、クボタグループを取り巻くすべてのステークホルダーの皆様と誠実に向き合うことがますます重要になります。

 依然、新型コロナウイルス感染への予防対策は慎重に行わなければならない状況ですが、私たちはこれを乗り越え、地球の「食料・水・環境」の課題を解決するという大きなミッションに向かって前進していきましょう。

 ニュースリリース

 

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