kikai-news.net

ナブテスコ、CDPから環境対応の最高評価を2分野で獲得

「Climate Change A List 2020」「Water Security A List 20 20」

 ナブテスコは12月9日、国際NGOである「CDP」により、地球環境問題への対応と戦略において特に優れた活動を行っている企業として、「気候変動」分野および「水」分野において、最高評価のAリストに選定されたと発表した。気候変動分野は5年連続、水分野は2回目となる。

 CDPは、運用資産総額106 兆米ドルに達する世界の 515の機関投資家を代表し、企業の環境に関する取り組みの情報を収集、評価している。2020年には、世界の時価総額の 50% 強となる9,600 社以上の企業が、CDPを通じて環境情報を公開している。

 ナブテスコは、2016年12月に、2030年と2050年までのCO2排出削減の長期目標を策定した。この目標は、「パリ協定」*1で設定された「2℃目標」*2 に整合するものとして、「Science Based Targets SBT)イニシアティブ」*3より承認されている。徹底した省エネ活動をグローバルに展開し、高効率な設備の導入・更新、最新の環境技術を採用した工場建屋の新築・建て替え等を通じて、CO 2削減にグループ一丸となって取り組んでいる。

 また、自社と 国内外の サプライチェーンにおける複数の水関連リスク の 評価、水関連活動の定量・定性目標の設定、取水・排水量の管理、排水時における徹底した水質管理等を実施し、水資源の保全に取り組んでいる。

 今後もナブテスコは、持続可能な社会の実現に向けて、環境・社会の諸課題の解決に取り組み、さまざまな活動を推進していく。

*1第 21 回気候変動枠組条約締約国会議(COP21)が開催されたパリにて、2015年12月12日に採択された2020年以降の気候変動抑制に関する多国間の国際的な協定。

*2世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて 2 ℃より十分低く保つという目標。パリ協定における国際的目標となっている。

*3「 2 ℃目標」達成を可能とする水準で企業が中期目標 5 年~ 15 年先の目標)を設定する ことを促進する枠組み。

(参考 気候変動 A リストと水 A リストの一覧とスコアは下記 URL 参照。

https://www.cdp.net/en/companies/companies-scores

 ニュースリリース

 

モバイルバージョンを終了