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国際協力銀行(JBIC)、ソミック石川がインドネシアで実施する自動車部品事業に保証

・成長投資ファシリティにより、中堅・中小企業のインドネシア現地法人の海外事業展開を保証により支援

 国際協力銀行(JBIC)は11月20日、㈱ソミック石川(本社:東京都、石川雅洋社長)のインドネシア法人PT. SOMIC INDONESIA(以下「PTSOMIC」)に対する融資を行う静岡銀行との間で、同融資を対象とする保証契約(保証対象元本:250百万円)を締結したと発表した。契約は、「成長投資ファシリティ」を活用するもの。

 この案件は、PTSOMICがインドネシアの西ジャワ州において実施する、自動車部品の製造・販売事業に必要な資金を、静岡銀行からのクロスボーダーローンにより借り入れることを保証により支援するもの。

 ソミック石川は、1916年の創業以来、自動車の操舵装置の製造・販売を手掛ける中堅企業で、2012年にPTSOMICを設立した。インドネシア及び周辺の東南アジア諸国においては、中長期的に自動車部品の需要は持続することが見込まれ、ソミック石川はPTSOMICを通じた海外生産の維持・拡大を図っている。保証は、こうしたソミック石川の海外事業展開を支援し、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するもの。

 JBICは今後も、日本の公的金融機関として、地域金融機関による融資への保証供与を含め、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、インドネシア等の成長市場における中堅・中小企業の海外事業展開を、金融面から支援していく。

 ニュースリリース

 

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