・2020年1~9月のグループ売上はCOVID-19にもかかわらず11億240万ユーロ。
・第3四半期(7~9月)のEBITは3,180万ユーロ、1~9月は7,060万ユーロ。
・2016年第1四半期以来の最低水準の純金融負債(NFD)。
・2020年の年間売上高は15億ユーロ、EBITの目標は1億ユーロ超。
PALFINGER(パルフィンガー):2020年10月30日
PALFINGERのCEOであるAndreas Klauser(アンドレアス・クラウザー)は次のように述べています。
「PALFINGERは危機の第一段階をうまく処理し、高い安定性を示しました。この点で、特に従業員の業績に感謝したいと思います。さらに、この変化する市場環境において、私たちは成功への道を継続するために変革プロセスを推進しています。」
Andreas Klauser(アンドレアス・クラウザー)は最後に次のように述べました。「私たちはお客様やビジネスパートナーと協力して、革新的なソリューションを迅速かつ柔軟に開発します。一緒に価値を創造します。」
■主要な財務
PALFINGER AGの2020年1~9月の売上は11億240万ユーロ(2019年同時期:13億60万ユーロ)でした。これは、1億9,820万ユーロ、つまり15.2%の減少に相当します。
EBITDAは2019年1~9月と比較して19.9%減少して1億4,030万ユーロになりました。2019年の第3四半期の終わりまでに、営業利益(EBIT)は1億1,930万ユーロに達しましたが、その数字は現在7,060万ユーロに減少しています。
純負債は4億5,900万ユーロで、2016年第1四半期以来の最低水準にあります。 非流動負債は、2019年の同時期の5億7,550万ユーロから5億5,630万ユーロに減少しました。 流動負債は、前年同期の4億7,600万ユーロから3億9,200万ユーロに減少しました。自己資本比率は、前年同期の37.1%から39.0%に上昇しました。2019年9月30日現在の6,360万ユーロに対し、連結純業績は3,180万ユーロとなります。
■見通し
PALFINGERの確固たる立場にもかかわらず、Klauser(クラウザー)はCovid-19のパンデミックによって引き起こされる不確実性のかなりの将来の要因を見て、さらなる封鎖を引き起こす可能性があります。「危機の経済的影響も2021年を支配すると想定しています。」 2020年には、経営陣は15億ユーロを超える売上と1億ユーロのEBITを目指しています。財務目標(景気循環による20億ユーロの売上、10%の平均EBITマージン、10%の平均ROCE)は同じままですが、2024年まで2年延期されています。
■PALFINGERAGについて
PALFINGER(CEO Andreas Klauser)は、商用車、船舶、固定機械で使用する革新的なリフティングソリューションの大手国際メーカーです。オーストリアのBergheim(ベルクハイム)を拠点とするPALFINGER Groupは、世界中の顧客とパートナー向けに最先端のソリューションを開発および製造しています。11,000人以上の従業員と5,000以上の販売およびサービスセンターを擁するPALFINGERは、市場とその顧客の近くにあります。
テクノロジーリーダーとして、同社はまた、顧客との長期的なパートナーシップと成功を確保するために、将来のソリューションと製品の中心的なコンポーネントとして、デジタル化、電化、自律システムを推進しています。
持続可能な思考と行動が経済的成功に大きく貢献することを確信したPALFINGERは、バリューチェーン全体に沿って社会的、生態学的、経済的責任を負います。
PALFINGERは、顧客とパートナーに最も効率的で革新的なソリューションを提供するというこのビジョンと信念により、2019年に17.5億ユーロの(約2,100億円、120円換算)の売上を生み出しました。
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。