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国際協力銀行(JBIC)、コヤマ(長野県)がタイで実施する鋳物事業に融資

・成長投資ファシリティにより、中堅・中小企業の海外事業展開を現地通貨建てファイナンスを通じて支援

 国際協力銀行(JBIC)は11月5日、㈱コヤマ(本社:長野県、小山隆宏社長)のタイ法人KOYAMA CASTING(THAILAND)CO., LTD.(以下、KCT)との間で、融資金額60百万タイ・バーツ(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結したと発表した。融資は「成長投資ファシリティ 」を活用し、八十二銀行との協調融資により実施するもので、協調融資総額は90百万タイ・バーツ。 

 案件は、KCTがタイにおいて実施する鋳物の製造・販売事業に必要な資金を現地通貨建てで融資するもの。 

 コヤマは、1945年に創業し、主に自動車や建設機械向け部品等に用いられる鋳造品の製造・販売を行う中小企業。建設機械及び工作機械の需要拡大が期待されるタイにおいて、同社は、KCTを通じて、日本国内向け鋳造品と同品質の製品を現地の日系企業等に販売している。融資は、こうしたコヤマの海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するもの。(コヤマの施設案内ページ

 JBICは今後も、日本の公的金融機関として、こうした現地通貨建て資金ニーズへの対応を含め、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、タイの成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していく。

 ニュースリリース

 

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