UNACEA (イタリア建設機械協会):2020年10月28日
・2020年1~9月は市場が縮小、第3四半期に販売が伸びる
一方、第3四半期(7~9月)の販売を見ると、市場動向はセクターの一定の反応性を示しています。実際、7~9月にイタリア市場に投入された建設機械は前年同期比20%増の4,133台でした。
UnaceaのMirco Risi(ミルコ・リシ)会長は次のように述べています。「第3四半期は、春の封鎖中に経験した販売の損失を何らかの形で回復します。ただし、不確実性は高いままです。インフラへの投資が必要であり、水文地質学的不安定性とは対照的に、セクターの永続的な再開を促進し、長い間無視されてきたいくつかの体系的な赤字を解決する必要があります。」
機種別の7~9月、1~9月データは→ ニュースリリース
*リリース内容から「ですます調」で表記しています。
■UNACEA (イタリア建設機械協会)について
2010年に創設され、現在約50のメンバーで構成されているUNACEAは、建設機械業界に関わるすべての企業、機関、組織の貢献に貢献する建設機械のイタリア貿易協会。UNACEAのメンバーには、土木機械、アタッチメント、コンクリート機器、タワークレーン、掘削機(油圧ショベル)などがある。
UNACEAはイタリアのCECE(欧州建設機械委員会:13カ国・約1,200社、売上高230億ユーロ、直接雇用者13万人)会員。
イタリアの建設機械・設備産業は、2007年以来製造業全体に深刻な困難が及んでいるにもかかわらず、生産量の点でヨーロッパでも最高の産業の1つであり続けている。世界的に有名で評価されているイタリアの製品は、その高い専門性、継続的な技術革新、そしてエレガントなデザインで際立っている。 2014年の売上高は25億ユーロ(約3,000億円・120円計算)を超え、生産量の約7割が輸出されている。このイタリアの産業部門には約200社が参加し、直接6,000人を雇用し、関連産業でさらに3万人の雇用を生み出している。(HPより)