米キャタピラー、役員の退任と執行部の変更を発表

　Caterpillar Inc.（キャタピラー社）：2020年10月20日

　イリノイ州ディアフィールド･･･Caterpillar は本日、2020年末にWilliam (Billy) P. Ainsworth（ウィリアム（ビリー）P.エインズワース）グループプレジデントとRamin Younessi（ラミン・ユーネシ）が引退したことにより、エグゼクティブオフィス（執行部）の変更を発表しました。Joseph (Joe) E. Creed（ジョセフ（ジョー）E.クリード）とAnthony (Tony) D. Fassino,（アンソニー（トニー）D.ファッシーノ）を任命しました。2021年1月1日発効です。

William (Billy) P. Ainsworth and Joseph (Joe) E. Creed（ウィリアム（ビリー）P.エインズワースとジョセフ（ジョー）E.クリード）

　Ainsworth（エインズワース）は現在、エネルギー＆輸送（E＆T）セグメントのグループプレジデントです。これには、鉄道部門、ソーラータービン、大電力システム部門、産業用電力システム部門、電力部門（EPD）、キCaterpillar Oil＆Gas and Marine Division（COGMD）が含まれます。

　Caterpillarの会長兼最高経営責任者Jim Umpleby（ジム・アンプルビー）は次のように述べています。

　「Billy（ビリー）は、起業家としての経歴、幅広いビジネス経験、顧客重視により、Caterpillarに貴重な外部の視点をもたらしました。成長するサービスにおける彼の模範的なリーダーシップは、今後何年にもわたって会社に利益をもたらす遺産を残すでしょう。Caterpillarの成功に多大な貢献をしてくれたことに感謝し、長く幸せな引退を祈っています。」

　Ainsworth（エインズワース）は、Caterpillarが彼の会社であるProgress Rail Services（プログレス・レール・サービス）を買収した2006年に副社長として入社しました。2017年には、鉄道部門の責任に加えて、エグゼクティブオフィスの上級副社長兼戦略アドバイザーになりました。彼は2019年にE＆T（エネルギー＆輸送）のグループプレジデントに任命されました。Caterpillarに入社する前の経歴など、エインズワースの経歴の詳細については、ここをクリックしてください。

　取締役会は、Creed（クリード）をE＆Tの新しいグループ社長に任命しました。クリードは現在、Caterpillar Oil＆GasおよびMarine and Electric PowerDivisionsの副社長です。

　「Joe（ジョー）は、エンジンおよび機械事業全体にわたる広範な財務専門知識と、石油・ガス、船舶、電力部門を率いる最近の役割を組み合わせることで、E＆Tを主導し、サービスを拡大し、お客様の継続的な成功に貢献できる立場にあります」とUmpleby（アンプルビー）は述べています。

　Creed（クリード）は1997年にCaterpillarに入社し、Caterpillarの複数の部門にわたって責任を増大させる多くの経理および財務の役職を歴任してきました。彼は2017年にCaterpillarの金融サービス部門の副社長に昇進し、2018年に暫定最高財務責任者を務め、2019年にCOGMDの副社長に就任しました。2020年にEPDの責任を引き受けました。クリードの経歴の詳細については、ここをクリックしてください。

　Ramin Younessi and Anthony (Tony) D. Fassino

　（ラミン・ユーネシとアンソニー（トニー）D.ファッシーノ）

　Younessi （ユーネシ）は、現在、土木工事、掘削、建築建設製品（BCP）、中国事業、グローバル建設およびインフラストラクチャ、戦略的調達部門、およびグローバルレンタルおよび中古機器サービスを含む建設産業（CI）のグループプレジデントです。

　Umpleby（アンプルビー）は次のように述べています。「Ramin（ラミン）は、商用車およびエンジン業界での彼の広範なグローバルビジネス経験をうまく活用して、Caterpillarの競争力のある柔軟なコスト構造を改善するのに役立てました。彼のエンジニアリングとサプライチェーンの専門知識は、企業にプラスの影響を与えました。 私たちは彼のエネルギーと熱意を失い、彼の引退がうまくいくことを願っています。」

　Younessi（ユーネシ）は、Daimler AG（ダイムラー）およびNavistar Inc（ナビスター）でいくつかのエグゼクティブおよびシニアリーダーシップの役職を務めた後、2013年にCaterpillarに入社しました。グループ社長に就任する前は、Caterpillarの産業用電力システム部門の副社長を務めていました。彼は2018年にCaterpillarのE＆Tセグメントのグループ社長に任命され、2019年にCI（建設産業）のグループ社長になりました。彼の完全な経歴を読むには、ここをクリックしてください。

　Caterpillarの取締役会は、Fassino（ファッシーノ）をCIのグループプレジデントとしてYounessi（ユーネシ）の後任に任命しました。彼は現在、ビル建設製品事業部の副社長です。

　Umpleby（アンプルビー）は次のように述べています。

　「Tony（トニー）の強力な製品知識、卓越した運用への取り組み、Caterpillarのディーラーネットワークでの経験により、TonyはCIセグメントをリードするのに理想的です。彼は、お客様をより成功させながら、サービスの成長を加速することに注力します。」

　1996年にCaterpillarに入社した後、Fassino（ファッシーノ）は、米国とカナダでの営業および技術分野の任務や、日本の油圧ショベルの新製品紹介マネージャーなど、世界中でさまざまな役職を歴任しました。彼は米国東部地域流通サービスチームを率い、Caterpillar Worldwide Forest Productsのディレクターを務めた後、2018年にBCPの副社長に就任しました。彼の経歴の詳細については、ここをクリックしてください。

■Caterpillar（キャタピラー）について

　Caterpillar Inc.は、1925年以来、お客様がより良い世界を構築できるよう支援してきました。持続可能な進歩を可能にし、すべての大陸で前向きな変化を推進しています。2019年の売上収益は538億ドルで、Caterpillarは建設および採掘設備、ディーゼルおよび天然ガスエンジン、産業用ガスタービン、ディーゼル電気機関車の世界有数のメーカーです。製品ライフサイクル全体を通じて提供されるサービス、最先端のテクノロジー、および数十年にわたる製品の専門知識により、Caterpillarは他とは一線を画し、お客様の成功を支援する卓越した価値を提供します。同社は主に、建設業、資源産業、エネルギー・運輸の3つの主要セグメントを通じて事業を展開しており、金融商品セグメントを通じて金融および関連サービスを提供しています。

　ニュースリリース

　＊リリース内容から「ですます調」で表記しています。