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国際協力銀行(JBIC)、矢崎総業のメキシコ法人が実施する自動車部品事業に融資

・成長投資ファシリティにより、日本の自動車部品メーカーの海外事業展開を支援

   ㈱国際協力銀行(JBIC)は10月19日、10月15日(メキシコ時間)、矢崎総業のメキシコ法人Arnecom, S.A. de C.V.(以下、ARNECOM)との間で、融資金額30百万米ドル(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結したと発表した。融資は、「成長投資ファシリティ」を活用し、三菱UFJ銀行との協調融資により実施するものであり、協調融資総額は50百万米ドル。

 本件は、ARNECOMがメキシコにおいて実施するワイヤーハーネスをはじめとする自動車部品の製造・販売事業に必要な資金を融資するもの。

 メキシコは、自動車メーカー各社にとって完成車及び自動車部品の中核的な生産拠点。ARNECOMは、メキシコ国内向けの製造・販売拠点であると共に、矢崎総業の米国拠点への製品供給元であり、米州地域で事業を展開する上での重要拠点と位置付けられている。融資は、こうした矢崎総業の海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するもの。

 JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件組成やリスクテイク機能等を通じて、日本企業の海外事業展開を金融面から支援していく。

 ニュースリリース

 

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