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三一(SANY)、ジャカルタ~バンドン高速鉄道用に500台以上のマシン

 三一(SANY):2020年10月10日

 最近、Jakarta-Bandung (ジャカルタ~バンドン)高速鉄道プロジェクトは、トンネルNo.3の突破に続いて重要な段階に達しています。現在、インドネシアでは500台以上のSANYマシンがプロジェクトの建設に取り組んでいます。「このプロジェクトで使用される機械の80%はSANYによって提供されています」と、このプロジェクトの主要な下請け業者の責任者であるLIU Haitao(リウ・ハイトゥ)は紹介します。

 SANYは、用途が広く、さまざまな種類の土壌の混合を処理できるさまざまな機械を提供します。SANY 215C油圧ショベルは、軟弱な土壌のために従来の掘削方法で完了する必要があるトンネルNo.5の突破口で重要な役割を果たし、SANYSTR318HロードヘッダーはトンネルNo.11の硬岩のトンネル掘削を支援します。

 高品質の機械とは別に、SANYはカスタマイズされたサービスでプロジェクトをサポートします。建設現場には15名のサービスエンジニアが常駐し、5台の特別指定車両と3つのサービスブランチがラインに沿って配置されています。

 「私たちは仕事をし、時には現場に住んでいます。多くの人が私たちはワーカホリックだと思っていますが、それが私たちの仕事のやり方です」と、SANYの現場のサービスエンジニアであるLIU Jun(リウ・ジャン)は回想します。彼と彼の同僚は昼夜を問わず現場で働き、48時間以内にコンクリートの打設を完了し、300万元(約4,800万円、16円換算)のコストを削減しました。

 このプロジェクトはまた、地域社会が労働力の質を向上させる機会を提供します。 「地元の人々はプロジェクトの運営者になりたがっています。この仕事を通じて、彼らは将来より良い仕事を見つけるためにスキルを向上させることができます」とSANY Indonesia BU(インドネシア・ビジネス・ユニット)の営業部門のディレクターであるLIAN GJing(リアン・ジージン)は述べています。過去5年間、SANYは、何百人もの地元の人々に利益をもたらす機械の供給により、地元のオペレーターのトレーニングを支援しました。

 「ジャカルタ-バンドン高速鉄道は、中国とインドネシアのパートナーシップと友情の画期的なインフラプロジェクトです。協力に関してアジア諸国にとって非常に良い手本となると信じています」と当時インドネシアの国営企業大臣であったRini Mariani Soemarno(リニ・マリアーニ・スマルノ)は称賛しました。

■ジャカルタ-バンドン高速鉄道プロジェクトについて

 ジャカルタ-バンドン高速鉄道は、インドネシアの首都ジャカルタとバンドンを結ぶ140キロメートル以上の距離をカバーし、総投資額は60億ドルになると見込まれています。設計速度が時速350kmの高速鉄道は、インドネシア初であり、東南アジア初の高速鉄道プロジェクトでもあります。この路線が完成すると、ジャカルタからバンドンまでの乗客の移動時間が約40分に短縮されます。

 ニュースリリース

 *リリース内容から「ですます調」で表記しています。

 

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