kikai-news.net

鍛圧機械、2020年9月の受注は40.2%減の219.5億円、19カ月連続マイナス

 日本鍛圧機械工業会は10月8日に発表した2020年9月の鍛圧機械受注総合計は、219.5億円、前年同月比40.2%減、連続前年割れも19カ月となった。国内外共に大型設備投資案件は低調で、回復の兆しは見えてこない。感染予防と経済活動の両立がコロナ禍後の新常態と言われ、国内の消費需要喚起策に注力されているが、設備投資の回復兆しは見えてこない。

 機種別によると、プレス系機械は57.4億円、前年同月比51.4%減。小型プレスは3.2%減、中型プレス30.2%減、大型プレス67.2%減、超大型プレスも75.0%減。油圧プレスは3.7%減、フォーミングが75.0%減、自動化安全装置も69.4%減。板金系機械は98.8億円、前年同月比41.0%減。レーザ・プラズマが57.0%減、プレスブレーキ25.5%減、パンチングも35.3%減。

 国内は114.5億円、前年同月比39.9%減。自動車は36.3%減、金属製品製造業44.1%減、一般機械28.1%減、電機46.2%減、鉄鋼・非鉄金属も55.2%減となった。

 輸出は41.7億円、前年同月比56.1%減。中国向けは14.7%増だが、北米向けが73.0%減、欧州向け61.9%減、東南アジア向け70.9%減、韓国・台湾向けも88.5%減となった。

 ニュースリリース

 

モバイルバージョンを終了