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国際協力銀行(JBIC)、ヤンマーが米国で実施するエンジン事業に融資

・成長投資ファシリティにより、日本企業の海外事業展開を支援

 ㈱国際協力銀行(JBIC)は10月9日、8日、ヤンマーホールディングス(以下、ヤンマー)の米国法人Yanmar America Corporation(以下、YA)との間で、米ドル建ての貸付契約を締結したと発表した。融資は、「成長投資ファシリティ」を活用し、民間金融機関との協調融資により実施するもの。

 本件は、YAが米国で行うエンジン等の販売事業に必要な資金を融資するもの。

 ヤンマーは、ディーゼルエンジンの老舗メーカーで、現在では小形エンジンに加え、その技術を活用した農業機械、建設機械、船舶、発電機の製造・販売等、幅広い事業を展開している。同社は、1981年にYAを設立、米国市場向けにエンジン、農機、中・小型建機などを販売している。融資は、こうしたヤンマーの海外事業展開を金融面から支援するものであり、日本の産業の国際競争力の維持及び向上に貢献するもの。

 JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、日本企業の海外事業展開を金融面から支援していく。

 ニュースリリース

 

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