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日立造船、中国・上海市のごみ焼却発電プラントに主要機器を供給

 日立造船は9月30日、上海上実宝金剛環境資源科技有限公司より日立造船ライセンシーである上海康恒環境股份有限公司が受注した中国・上海市宝山ごみ焼却発電プラントの焼却炉設備工事において、主要機器を供給する発表した。

 整備事業の焼却炉全体の設計及び機器供給は、上海康恒環境股份有限公司が請負う。その中で日立造船は3,000トン/日の処理能力を備えた同プラントにおける主要機器を納入する。

 日立造船グループは、アジアや欧州を中心に約500件のごみ焼却発電プラントを手掛けており、世界トップクラスの実績を有している。うち中国向けでは、今回の案件を含めると26件の受注となり、累計ごみ処理能力は52,400トン/日、累計発電能力は1,315MWに達し、中国のごみ処理と電力供給に大きく貢献している。

 日立造船は、ごみ焼却発電における世界的リーディングカンパニーとして、今後も高まる海外のごみ焼却発電プラントの需要に積極的に応えていく。またごみの衛生的処理による環境問題の解決や再生可能エネルギーの普及を通じて、国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)達成に貢献していく。

<工事概要>

最終需要者:上海上実宝金剛環境資源科技有限公司

発注者:上海康恒環境股份有限公司

工事名称:上海市宝山ごみ焼却発電プラント焼却炉設備工事

施設規模:ストーカ式焼却炉3,000トン/日(750トン/日×4炉)

所在地:中華人民共和国 上海市

完工時期:2021年末予定

 画像:完成イメージ

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