・成長投資ファシリティにより、中堅・中小企業による海外事業展開を支援
㈱国際協力銀行(JBIC)は9月30日、㈱昭芝製作所(本社:東京都、三原寛人社長)との間で融資金額35百万円(JBIC分)の貸付契約を締結したと発表した。融資は「成長投資ファシリティ」を活用し、三菱UFJ銀行との協調融資により実施するものであり、協調融資総額は50百万円。
本件は、昭芝のメキシコ法人SHOSHIBA MEXICANA, S.A. DE C.V.(以下「SMEX」)が実施する自動車部品の製造・販売事業に必要な資金を融資するもの。
昭芝は、自動車に搭載されるエアバッグケースやシートフレームといった自動車部品等の製造・販売を手掛ける中小企業。昭芝は2012年に設立したSMEXを通じ自動車部品の製造・販売を拡大することで、メキシコにおける事業拡大を企図している。融資は、こうした昭芝の海外事業展開への支援を通じて、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するもの。
JBICは今後も、日本の公的金融機関として、様々な金融手法を活用した案件形成やリスクテイク機能等を通じ、メキシコ等の成長市場における中堅・中小企業を含む日本企業の海外事業展開を金融面から支援していく。