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国際協力銀行(JBIC)、三菱自動車がインドネシアで実施する事業に融資

・成長投資ファシリティにより、日本の自動車メーカーの海外事業展開を現地通貨建てファイナンスを活用して支援

 ㈱国際協力銀行(JBIC)は9月23日、9月18日に三菱自動車工業のインドネシア法人PT Mitsubishi Motors Krama Yudha Indonesia(以下、MMKI)との間で、融資金額2兆インドネシア・ルピア(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結したと発表した。融資は、「成長投資ファシリティ」を活用し、民間金融機関との協調融資により実施するものであり、協調融資総額は約3.7兆インドネシア・ルピア。(1ルピアは0.01円)

 本件は、MMKIがインドネシアにおいて実施する自動車の製造事業に必要な資金を融資するもの。

 三菱自動車は、中期経営計画(2020~2022)において、同社が強みを持つASEAN地域に経営資源を集中し、販売ネットワーク及び生産体制の強化並びに同地域向けの商品開発の強化を通じたシェアの維持・拡大を企図している。融資は、三菱自動車のASEAN地域において事業戦略上重要なインドネシアでの事業を支援するものであり、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するもの。

 JBICは今後も、日本の公的金融機関として、こうした現地通貨建て資金ニーズへの対応を含め、様々な金融手法を活用した案件組成やリスクテイク機能等を通じて、日本企業の海外事業展開を金融面から支援していく。

 ニュースリリース

 

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