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クボタ、インドの合弁製造会社EL社でトラクタの量産を開始

・世界最大規模 インドトラクタ市場の事業展開を加速

 ㈱クボタは9月23日、Escorts Limited(本社:インド、以下、EL社)とともに設立した合弁会社でトラクタの量産を9月より開始したと発表した。世界最大規模のインド トラクタ市場で現地仕様の製品投入を通じて、事業展開を加速していく。

 インドのトラクタ市場は台数ベースで世界最大規模であり、今後も市場の拡大が見込まれている。クボタはEL社と2019年2月にトラクタ製造の合弁会社、Escorts Kubota India Private Limited(以下EKI)を設立した。また2020年7月にはEL社へ約160億円を出資するなど、インド市場の攻略に向けて注力してきた。

 今回量産を開始したEKIの工場では、農作業以外にも牽引や運搬など多目的に使用できるマルチパーパストラクタを生産する。現地での製造ノウハウを持ち、高い調達力を持つEL社との協業を通じて、インド市場での事業展開の加速していく。

<合弁会社の概要>

会社名:Escorts Kubota India Private Limited

資本金:30億ルピー(42億円)

出資比率:クボタ60%、EL社40%

所在地:インド ハリヤナ州ファリダバード市

設立時期:2019年3月

事業内容:クボタトラクタ及びEL社トラクタの製造

生産能力:50,000台(年間)

 画像・上:生産されるトラクタ、MU5501

 画像・下:初物生産時の様子

 ニュースリリース

 

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