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スチールプランテック、北越メタル長岡圧延工場向け冷却床ランイン設備を納入

 製鉄プラントエンジニアリングメーカーのスチールプランテック(本社:横浜市港北区)は9月8日、北越メタル長岡圧延工場(新潟県長岡市)向けに冷却床ランイン設備を納入したと発表した。

 同社は昨今の鋼材需要における幅広い市場ニーズに対応するため、サイズレンジの拡大、品質向上、コスト低減をかかげており、長岡圧延工場の生産ライン拡大に伴い2019年8月に受注したもの。更新範囲は丸棒・棒鋼専用の約125メートルの冷却床ランイン設備で、フィーディングピンチローラーを新設し、ランイントラフとブレーキングピンチローラーを更新した。これにより、D41の異形棒鋼の製造が可能となり、更に細物プレーン丸棒の品質改善が期待できる。

 既存の設備が他社納入設備であったことから事前資料の確認等に制約がある中、工事期間を夏場の約2週間とし、受注から1年後の納入という短納期を達成するため、各機器についてはいずれもスチールプランテックで培ってきた実績のある信頼性の高い構造を採用し、コロナ禍でも効率の良い製造を進められるよう製品検査をリモートワークで進め、夏場の工事対策として新型コロナウイルス対策に加え熱中症にも十分配慮するなど、品質と効率を両立させながら対応した。

 画像:更新したブレーキングピンチローラー

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