VDMA(ドイツ機械工業連盟):2020年9月4日
EUでの自由な移動を制限する措置をより明確にするためのEU委員会の提案にコメントして、VDMA事務局長のThilo Brodtmann(ティロ・ブロトマン)は次のように述べています。
「国内市場でビジネスを維持するためには、ヨーロッパのソリューションが絶対に必要です。したがって、EU委員会がCOVID-19パンデミックの今後の過程で加盟国に統一的なアプローチを採用するよう奨励したいのは良いことです。コロナ危機の始まりなどの国のソロ活動は、経済にとって毒であり、ヨーロッパの考えを損なうものです。
しかし、ヨーロッパにおける移動の自由は、危機の際に重要であるだけでなく、常に保証されなければなりません。これには、保護主義的な取り扱いや、多数のEU加盟国における労働者の配置に関するEU指令の施行などの妨害的措置の排除が含まれます。これは、企業にとって莫大な官僚的負担につながり、内部市場の孤立を確実にします。EU委員会はようやく問題の根源に到達し、労働者の転職指令の統一された非官僚的な執行を作成し、したがって労働者の移動の自由を再確立する必要があります。」