川崎重工業は8月27日、経済産業省の「DX注目企業2020」に選定されたと発表した。
この選定は、デジタル技術を前提として、ビジネスモデル等を抜本的に変革し、新たな成長・競争力強化につなげていく「デジタルトランスフォーメーション(DX)」に取り組んでいる企業が認定される。中長期的な企業価値の向上や競争力強化に結び付く戦略的DX投資の促進を目指す企業にとって、目標となる企業モデルを広く波及させると共に、DX利活用の重要性に関する経営上の羅針盤として活用することを目的としている。
川崎重工は、SAP HANAの最新ソリューションをいち早く導入した航空機生産革新活動「Smart-K」プロジェクトおよびモノの製造販売からサービスを強化する遠隔軌道監視サービス事業「efTIP」プロジェクトなどのDXの取組みが評価され、選定された。
川崎重工は、今後も一層DXを強力に推し進め、ビジネス・業務プロセス改革や新たなサービスの提供に取り組んでいく。