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クボタ、タイに実証型農場「クボタファーム」を開設

・約35万㎡の敷地で地域密着型の研究開発体制を強化、現地農業の発展に貢献

 ㈱クボタは8月27日、タイ子会社SIAM KUBOTA Corporation Co.,Ltdが、農業機械化と先端農法の実証活動を行う農場「クボタファーム」をタイ国内に設立したと発表した。タイにおける研究開発子会社のKUBOTA Research & Development Asia Co., Ltd.と協力して、成長を続けるASEAN地域に密着した事業活動を強化し、現地の農業の発展に貢献していく。

 クボタは1978年にタイに製造販売拠点を設け、ASEAN地域における農業の機械化を推進し、地域経済の発展に貢献してきた。特に近年は、現地の作物・ほ場条件・作業体系に適した農業機械の研究開発を進めており、2016年にはタイに研究開発拠点を設立し、製品ラインナップの拡充を加速させている。

 クボタファームの設立もその一環であり、広大な実証型農場を自社で保有することで、最新の機械や技術を活用した農作物の生育方法や管理手法の研究・実証を自社施設内で行うことが可能になる。さらに販売ディーラーや農家の顧客を招き、最先端の農業技術を体感できる場として活用することで、販売促進や地域の農業の担い手育成に貢献することもねらい。

<クボタファームの概要>

設立時期:2020年8月

設立場所:タイ王国 チョンブリ県

施設面積:約220ライ(約35万㎡)

施設内容:敷地内は米、キャッサバ、シュガーケーン等主要作物の現代農法ゾーン、農業所得向上ソリューションゾーン、トレーニングゾーン等の9つのゾーンに分かれています。

 ニュースリリース

 

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