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アマダプレスシステム、デジタル電動サーボプレス「SDE-2017iIII GORIKI」を発売

・革新(innovation)的なアマダサーボプレスマシン制御の第3世代(III)となる「iIII」制御を搭載

 ㈱アマダプレスシステム(本社:神奈川県伊勢原市)は8月26日、「iIII(アイスリー)」制御を搭載した高剛性タイプのデジタル電動サーボプレス「SDE-2017iIII GORIKI」を発売すると発表した。販売価格(税別)は3,900万円で、年間10台を目標としている。

 「iIII」は従来の高精度でフレキシブルなスライドモーション制御機能を維持しながら、生産性や制御装置の操作性を向上させた制御。操作パネルの大型化やユーザーインターフェースの一新により、使いやすさを追求した。また、プレスマシンと周辺装置の連携によるさらなる操作性向上を見据えた制御でもある。「iIII」は「SDE-2017iIII GORIKI」をもって同社のサーボ プレスマシン全シリーズへの搭載が完了した。

 「SDE-2017iIII GORIKI」は、高剛性タイプのデジタル電動サーボプレス「SDE-2017 GORIKI」に「iIII」を搭載し、より使いやすく進化したもの。また、従来オプションだった機能を標準搭載することで加工品質の安定と段取りの簡易化を図り、初心者でも簡単に高品位加工を行えるようになった。今後「SDE-iIII GORIKI」シリーズはラインナップを拡充する予定。

 さらに、GORIKI専用レベラーフィーダ※1「LFO」シリーズと組み合わせると、「SDE-2017iIII GORIKI」のNC画面上で「LFO」の情報も管理できる。これにより、プレスマシン正面で加工状況を見ながらレベラーフィーダの情報も確認可能になり、より使いやすくなった。

※1 プレスマシンの周辺装置の一種で、材料であるコイル材を平坦にしてプレスマシンに供給する装置。

 アマダプレスシステムは、2020年4月に㈱アマダオリイから社名変更した。新会社として初のリリースとなる本機は、「iIII」の搭載によりプレスマシンと周辺装置の連携を強化したもの。同社は「グローバルに最適なプレスシステムを提供できる企業を目指す」を経営方針とし、プレスマシンと周辺装置のシステム提案を通じて顧客の価値を創造していく。

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